相撲放送では「幕内」「十両」という表現を聞きますが、その差が理解できないまま見ている初めての方も多いと思います。この二つは、階級の中でも特に重要な分かれ目となる位置づけです。
端的に言えば、幕内と十両の一番大きな差は「正式な関取の地位にあるかどうか」です。幕内と十両に在る力士は「関取」と呼ばれ、相撲の世界で一人前と見なされます。それより下の階級とは、扱いや暮らしぶりが大きく違います。
幕内は階級の頂点に位置し、横綱や大関などの力士が在籍します。テレビで映される勝負の多くは幕内のもので、ファンの視線も集まります。対して、十両は幕内の直下にありますが、ここまで昇ること自体が大きな到達点です。
十両に達すると給与が発生し、身の回りの状況も一変します。だからこそ「十両昇進」は、力士生活における大きな節目と考えられています。幕内は、その先に広がる最高の舞台です。
観戦の時は、幕内と十両で場の空気や緊張の度合いがどう変わるかを観察すると、相撲の奥深さが味わえます。
幕内や十両に残れるかどうかは、場所ごとの成績が大きく影響します。
→勝ち越し・負け越しの考え方

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